川崎汽船は1月7日、毎年11月をコンプライアンス月間と位置付け、コンプライアンスにまつわるさまざまな取り組みを実施しているが、12月までの2か月間に4つの取り組みを実施したと発表した。
まず、社長メーセージとして、経営トップからの直接的な呼び掛けを通じて、役職員がコンプライアンスの重要性を再認識するべく、社長メッセージの動画を社内向けに配信した。
コンプライアンスセミナーでは、同社顧問弁護士を講師とする競争法や腐敗防止等をテーマとするセミナー、およびハラスメントに関するセミナーを動画配信した。役職員が改めてコンプライアンスについて自分ごととして考える機会となった。
コンプライアンス意識アンケートでは、役職員のコンプライアンス意識や意見・要望を幅広く吸い上げるため、コンプライアンス意識アンケートを実施した。得られた意見・要望は、今後のコンプライアンスにまつわる取り組みに反映させていくとしている。
また、コンプライアンス標語として、役職員のコンプライアンス意識の向上を図るため、コンプライアンスに関する標語を募集し、優秀作品の表彰を実施した。
同社は、全てのステークホルダーから信頼されるパートナーとして、グローバル社会のインフラを支えることで持続的成長と企業価値向上を目指している。企業が社会からの信頼を維持し、健全に事業活動を継続していくためには、コンプライアンスの意識向上と徹底が不可欠。顧客をはじめとするステークホルダーから常に信頼され選ばれ続けるため、引き続きグループー丸となって取り組んでいくとしている。
川崎汽船/14年連続でESG投資の世界的指標の構成銘柄に選定