日本GLPは1月15日、神奈川県相模原の「GLP ALFALINK 相模原」にトラックドライバー向けデジタルサイネージを導入したと発表した。
今回の導入は実証実験という形で、トラックドライバーの配送ルート最適化と安全意識の向上、施設周辺の緩和を目的としている。設置場所は、GLPアルファリンク「相模原1」のランプウェイ1階付近となる。
デジタルサイネージでは、主要道路の最新の交通状況を基に最適な出口情報の案内を表示する。なお、周辺道路の渋滞情報を加味した出口案内サイネージの導入は、業界初の試みだ。
<デジタルサイネージの東映イメージ:渋滞がない場合(左)、渋滞がある場合(右)>
「GLP ALFALINK 相模原」では、これまで3つのトラック出口を方面別に案内していたが、交通調査の結果、渋滞状況に応じて出口を変更することで目的地への到着時間を短縮できることが判明した。
これに伴い、交通状況を考慮した最適出口を案内することで渋滞緩和とルート最適化ができると想定、検証を開始したという。
施設周辺には複数の中学校があり、通学時間帯にはドライバーが細心の注意を促す必要があるため、同様に注意喚起のバナーを掲示し、トラックドライバーの安全な運転を促進する。
日本GLP/「GLP ALFALINK 相模原」が「グッドデザイン賞」を受賞