商船三井は4月24日、米国法人であるMOL (Americas) LLCを通じて、米国ワシントン・コロンビア特別区（ワシントンD.C.）に新たな拠点を開設すると発表した。
同社は世界第2位の船隊規模を擁する総合海運企業として、国際海運を軸とした総合物流サービスを提供している。地政学的リスクの高まりや環境規制の強化、サプライチェーンの複雑化といったグローバルな課題が顕在化する中、各国政府および国際機関との連携は、これまで以上に重要性を増している。
連邦政府機関、議会、規制当局、業界団体、さらには多国間協議の場となる国際機関・大使館が集積する米国ワシントンD.C.に拠点を構えることで、多様なステークホルダーとの関係構築や情報交換を行い、グローバル規模で顧客に安定したサービスを提供する方針だ。
■ワシントン D.C.オフィスの概要
名称：MOL (Americas) LLC Washington, D.C. Office
所在地：1025 Connecticut Ave NW, Suite 711, Washington DC 20036, USA
開設日：2025年6月1日（予定）
