デカルト・データマインは4月24日、米国税関・B/Lデータを基にまとめた日本発米国向け(往航)海上コンテナ貨物量の20フィートコンテナ換算の3月分統計データを発表した。
<日本発米国向けコンテナ貨物量(荷受地ベース)推移>
データによると、3月の日本発米国向け(往航・荷受地ベース)は5万9705TEUと前年から10.1%増加した。昨年4月の6万3000超えに次ぐ数量となり、2月の2けた減の反動による増加と考えられる。
第3国へのトランシップ貨物は1万7254TEUで、前年比1.5%増(韓国25.3%減、中国56.2%増、台湾60.5%増、シンガポール24.8%増)。TS率は28.9%だった。
日本発母船積みベースでは前年比14.3%増の4万2598TEUとなり、荷受地ベースの増加に比べ母船積地ベースの増加幅が大きくなっている。
日本荷受貨物量を統計品目番号別にみると、農機・建機などを中心とした機械類が前年比で4.7%増、自動車関連が12.9%増、タイヤを含むゴム製品が10.5%増、プラスチック類が7.8%増、電気類が17.3%増などだった。
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