飯野海運は5月2日、海技教育機構への寄付を実施した。同機構は、学科教育及び航海訓練を通じて船員を育成する日本最大の船員教育訓練機関であり、同社グループで内航・近海海運業を担うイイノガストランスポートは、優秀な船員の確保において同機構から多大な協力を得ているという。
<左から、イイノガストランスポート 平尾社長、飯野海運 大谷社長、海技教育機構 田島理事長>
飯野海運は、船員不足が深刻化する内航海運業界において、船員の確保および育成の重要性を強く認識しており、海技教育機構が進める船員教育のさらなる発展を支援するため寄付を行った。
4月17日には、海技教育機構の田島理事長が同社を訪れ、感謝状を贈呈した。
同社グループは、海技教育機構をはじめとする船員教育機関とも連携し人的資本への取組みを強化し、今後も安全運航に努めていくとしている。
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