山九は5月21日、海外現地法人 山九インドネシア国際が2024年8月から2025年2月にかけて、インドネシア南スラウェシ州マカッサル市でマングローブの苗木3000本を植林したと発表した。植林した苗木の90%が順調に育成しているという。
この活動は、世界マングローブデーと山九インドネシア設立50周年を記念したもの。現地のNPO法人KEHATI財団と共に行い、海洋保全財団YKL、マングローブ生態系を管理する地元の沿岸コミュニティグループも協力した。
マングローブ林は、高いCO2吸収・貯蔵能力を持つことから、気候変動問題の緩和策としての効果が見込まれる。
海洋生物の育成・繁殖地となり、生物多様性の保全に寄与することで、周辺地域に豊富な水産資源をもたらし、地域の経済的な自立を支えることも期待されている。
山九グループは国内外を問わず、環境・社会に対する責任ある企業市民として貢献していきたいとしている。
山九 決算/売上高・営業利益共に過去最高更新も課題あり、中計見直しも