日新は8月22日、国際NGO団体「結び手」の活動に賛同し、教育支援の一環として、日本の絵本や廃本をインドに航空便で無償輸送したと発表した。
今回輸送したものは、日本の武庫川女子大学附属中学校・高等学校の生徒たちが日本の昔話を英語に翻訳した特別な絵本と、教材としての活用が見込まれる大量の廃本。
日新がインド現地法人NISSIN ABC LOGISTICSと連携し、梱包から現地での配送まで一貫して担当し、今月、現地拠点に届けた。
届いた本は、先生による読み聞かせや、子どもたちの自主学習教材として活用される。
インドのビハール州をはじめとする「結び手」の活動地域では、教育現場に本がほとんどなく、子どもたちが学習する機会は限られているという。
この課題に対し日新は、国際物流企業としての物流ネットワークを生かせると考え、支援に至った。