ANAホールディングスとエア・インチョンは、日本＝韓国間を両社が運航をしている貨物便について、9月15日より相互にコードシェアを開始することに合意したと発表した。
＜コードシェア便名＞
ANA とエア・インチョンのコードシェアにより、両社間で貨物スペースを販売することが可能となった。豊富な路線網による更なる利便性向上により、今後高まる貨物輸送のニーズに応えていくとしている。
ANA ホールディングスは、2025年8月1日付で日本貨物航空（NCA）の全株式を取得。ANA グループの広範な国際線ネットワークに、NCA が強みとする大型貨物便ネットワークが加わり、日本国内最大のコンビネーションキャリアへとさらに進化する。エア・インチョンも同日にアシアナ航空の貨物機事業の統合が完了し、貨物を手掛ける航空会社としては韓国第2位の規模となり、この統合に伴い、今後はブランド名を新たに「エアゼータ（AIRZETA）」（※現在政府認可申請中）へ変更することを発表した。
＜ANA とエア・インチョンの保有機材＞
ANA とエア・インチョンは、両社の積極的な事業拡大やネットワーク提携により、あらゆる顧客の貨物輸送ニーズに対応できる、高品質で競争力のあるサービスを目指す。貨物事業のさらなる強化を通じ、日韓間の貨物需要に対し新たな価値を提供していくとしている。
ANAHD 決算／4～6月の貨物収入、国際線2.0％減、国内線2.0％減
