成田国際空港(NAA)は9月19日、成田空港での自動物流道路の実現に向けて、空港周辺での実証実験に取り組むと発表した。
国土交通省では、2025年度自動物流道路の社会実装に向けた実証実験として、自動物流道路の実装に向けた技術的課題の検証および運用に必要な条件整理などを行うこととしている。
NAAも、6月に策定した「エアポートシティ」構想で物流分野の効率化・高度化に向け、空港内貨物施設を起点とする自動物流道路を整備することを掲げており、成田空港周辺をフィールドとした実証実験が国交省から採択されたことを受け、空港周辺での実証実験に取り組む。
■実験概要
実施場所:成田空港周辺施設(詳細は決定後に公表)
検証期間:2025年度内(詳細は決定後に公表)
関係者:千葉県、NAA、その他搬送機器関連企業
対象機器:現行の自動運転技術を用いた搬送機器を複数使用して実験
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