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ナブアシスト/労働時間管理クラウドサービスをアップデート

2025年11月13日/IT・機器

PR記事

ナブアシストは11月12日、改善基準告示に対応した運送事業者向け労働時間管理クラウドサービス「Navisia乗務員時計」において、2025年10月30日にアップデートを実施したと発表した。

<「Navisia乗務員時計」をアップデート>
20251113nave - ナブアシスト/労働時間管理クラウドサービスをアップデート

多くの顧客から要望を得ていた変形労働時間制(月単位)に対応したもの。これにより、運送事業者特有の複雑な勤務シフト管理や労働時間管理をより正確かつ効率的に行えるようになる。

主な機能は、出退勤データ及びデジタコから取得した情報をもとに、月単位の変形労働時間制における労働時間、残業時間、休日出勤時間などを自動計算する。勤務パターンを複数登録することで、営業所ごとドライバーごとでの所定労働時間設定が個別で可能。カレンダー機能を用いた画面で出勤日数、日ごとの所定労働時間を直感的に管理。各種帳票出力(労働時間明細表、労働時間集計表など)も可能だ。

また、システム連携可能なデジタコ機種を拡充。富士通製デジタコ「ITP-Webservice」に加え、新たに連携可能なデジタコ機種を拡充した。これにより、既存のデジタコを活用しながら、Navisia乗務員時計の機能を最大限に活用することができる。

なお、Navisia乗務員時計は、慢性的なドライバー不足や、働き方改革関連法による労働時間管理の厳格化、そして2024年4月からの改善基準告示改正といった、運送事業者が直面する多くの課題解決を支援するクラウド型労働時間管理システム。

ドライバーの勤務状況をリアルタイムに把握することで、長時間労働の抑制、法令遵守、そして何より乗務員の健康と安全を確保。労働時間管理、運行記録管理などを一元的に行うことができ、運行管理業務を大幅に効率化する。今回のアップデートにより、変形労働時間制(月単位)への対応とデジタコ連携の拡充を図り、より多くの運送事業者の課題解決に貢献できるとしている。

今後の展望として、Navisia乗務員時計の機能拡充を図り、運送事業者の課題解決に貢献していくとしている。具体的には、より柔軟な勤務体系への対応を強化するため、2025年冬頃を目途に「変形労働時間制(年単位)」への対応を予定している。これにより、繁忙期と閑散期の差が大きい運送事業者でも、年間を通して最適な人員配置が可能となり、労働時間管理の効率化とコスト削減に貢献するとしている。

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