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厚労省/トラックドライバー長時間労働改善相談所開設

2022年08月01日/SCM・経営

厚生労働省は8月1日から「トラック運転者の長時間労働改善特別相談センター」を開設し受付を開始した。

トラック運送事業者も発着荷主も利用できる。

開設の目的は、トラック運転者の長時間労働の改善に向けて、労務管理上の改善、荷主と運送事業者の協力による作業環境の改善等を図るための相談を荷主と運送事業者から無料で受けるというものだ。

<相談の流れ>
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流れは、図のように、ポータルサイト相談専用フォームかフリーダイヤルでの申し込みとなり、詳しく相談したい場合はオンライン相談やコンサルタントの訪問も可能だ。

なお、相談する前に、2024年4月以降の時間外労働と改善基準告示を理解しておくことが必要。2024年4月からはトラック運転者にも時間外労働の上限規制が適用される。これにより、トラック運転者の時間外労働の上限は年間960時間となる。

また、トラック運転者には「改善基準告示」という運転時間等に関するルールがある。このルールは2024年4月から新しくなる予定であり、その内容は 厚生労働省の専門委員会で現在検討されている。

■相談フォーム
https://driver-roudou-jikan.mhlw.go.jp/consultation/form

■改善基準告示
https://driver-roudou-jikan.mhlw.go.jp/company/pdf/kaizenkijyun.pdf

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