タイムズ24は3月17日、中日本高速道路(NEXCO中日本)が4月1日から実施する「ダブル連結トラック駐車場予約システム実証実験」に、駐車場予約システムを提供すると発表した。
NEXCO中日本による実証実験は、「浜松いなさIC」の路外駐車場(30台)と「足柄SA(上り)」(1台)で実施。高速道路のダブル連結トラックに対応した駐車スペースにそれ以外の車両が駐車し、駐車場を確保できない事態が発生していることを受けて、インターネットでの事前予約によって専用駐車マスを確実に確保できるようにするもの。
この取り組みに対し、タイムズ24はETC2.0を活用したシステムの提供と運営支援を行う。
システムでは、事前に会員登録した利用者が利用2週間前~3時間前にインターネットで駐車場を予約。現地で入口ゲートか予約マスに進入すると、ETC2.0で予約車両を判別する。システムは当面無料とし、今後の運用状況を見ながら有料実験も検討する。
タイムズ24が高速道路でのトラックを対象としたシステムを提供するのは、2019年4月に東名高速道路「豊橋PA(下り)」でNEXCO中日本が実施した「駐車場予約システム社会実験」に次いで今回が2例目。
ダブル連結トラックを予約対象とした実証実験を通じて、ドライバーの新たな要望を把握し、システムのさらなる利便性向上につなげるとしている。
なお、同システムについては3月30日9時から下記WEBサイトでモニター登録・予約を開始する。
■モニター応募サイト
http://times-info.net/reserve/truck/
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