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日本GLP/神奈川県相模原市で9万m2の物流施設着工

2021年11月04日/物流施設

日本GLPは11月4日、神奈川県相模原市で延床面積約9万m2の先進的物流施設「GLP ALFALINK相模原2」を着工したと発表した。

<「GLP ALFALINK相模原2」外観 完成イメージ>
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<共用棟リングから見た外観完成イメージ>
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「GLP ALFALINK相模原2」は、先日竣工した「GLP ALFALINK相模原1」に続くマルチテナント型の物流施設で、竣工は2023年5月を予定している。立地は圏央道「相模原愛川IC」より約4.3km、「相模原IC」より 約7.1kmに位置し、関東エリアのゲートウェイ、関西、中部へアクセスできる交通の要衝であり物流拠点として最適な立地にある。

「GLP ALFALINK相模原2」の施設面の特徴としては、倉庫エリアの防火区画を全てシャッターとし、レイアウトや動線、マテハン設備の導入に対して高いフレキシビリティを確保。そして工場用途や冷凍冷蔵に対応できる仕様の区画も備えており、様々な用途と多様な業種のカスタマーのニーズをくみ取ることが可能。また、カスタマー企業の従業員が不在の時にも荷物を格納できる置き配バース(セキュリティを確保したバース区画)を各階に導入し、荷受け・荷待ち時間を短縮することにより、輸送コストの削減を図る。

<オフィススペース 完成イメージ>
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<カフェスペース 完成イメージ>
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<ラウンジスペース 景観イメージ>
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働く環境としては、「GLP ALFALINK相模原1」に続き、顔認証による入館システムを導入し、高いセキュリティレベルの確保、カフェやラウンジ、休憩所のほか、「GLP ALFALINK相模原」全体で利用できる共用棟「リング」へとつながるブリッジを設け、共用棟を活用するなど働く人々の快適性の向上や雇用の安定を図るとともに、人々の交流や新たなビジネスの創出を促す。

環境面では太陽光発電を設置の上、自家利用を予定しており、再生エネルギーの利用を推進する。BCP対策としては、免震構造を採用し、72時間の非常用電源、井水の再利用を可能とし、災害の際には地域の人々の避難施設としても利用できる体制を整えている。

さらに、新たな試みとして倉庫内での実際のオペレーションを見せ、開かれた物流施設を体現するガラス張りのショールームとしての区画も整備する予定。ALFALINKが掲げるコンセプトの1つである「Open Hub(物流をもっとオープンに)」をカスタマー企業とも一体となり体現していく。また、「GLP ALFALINK相模原2」では、快適かつ最先端の就業環境を評価されたファシリティマネジメント会社及びバス会社の営業所がオフィススペースに入居を決定しており、大規模多機能型施設ならではの、物流倉庫以外の新たな活用ニーズを取り込んでいる。

「GLP ALFALINK相模原2」はプロジェクトの最後の着工となり、「ALFALINK」のコンセプトを組み込み、より多様化するニーズへの対応を目指した施設となる。

日本GLPの帖佐 義之社長は、「このたび『GLP ALFALINK相模原2』の着工を迎えられることを大変嬉しく思う。早い段階で入居を決定した入居企業には、卓越した立地条件や高品質な仕様とサービス、そして『ALFALINK』のコンセプトに共感いただいたものと自負している。全4棟からなる『GLP ALFALINK相模原』は残すところあと2棟の完成を待つのみとなった。日本GLPは引き続き、カスタマー企業のビジネスのさらなる拡大と成長をサポートし、地域コミュニティとの共生を通じて、豊かな生活と環境の提供を目指していく」と述べている。

■施設概要
施設名:「GLP ALFALINK相模原2」
所在地:神奈川県相模原市中央区田名
敷地面積:約3万9000m2
延床面積:約9万m2
構造:地上6階建て、免震・PC造
着工:2021年11月
竣工:2023年5月(予定)
認証取得:LEEDゴールド認証(予定)、ZEB認証(予定)

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