防衛省は６月6日、昨年末に関係閣僚会議で取りまとめられた「自衛官の処遇・勤務環境の改善及び新たな生涯設計の確立に関する基本方針」に基づき、関係省庁と連携し、新たな取組を実施すると発表した。
これは、退職自衛官の円滑な再就職支援などについて協力することの申合せの締結等で、農林水産省と国土交通省を対象としている。
このうち、物流関連では、国土交通省、防衛省及び事業者団体との間で、空港業務・航空運送事業等における人材確保と退職自衛官の円滑な再就職支援などの連携強化をはかっている。
また、すでに各種業界への再就職の拡充策を図っており、５月23日に「港湾運送業及び自衛隊における人材確保の取組に係る申合せ」、3月28日に「海運業及び自衛隊における人材確保の取組に係る申合せ」、3月7日には「鉄道事業等及び自衛隊における人材確保の取組に係る申合せ」を行っている。
国交省／防衛省、JR7社及び鉄道事業者団体と退職自衛官の再就職支援で連携
