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NXHD、ENEOS他/SAF利用促進プロジェクト、実証第一弾を完了し結果公表

2025年06月26日/3PL・物流企業

NXHD、ENEOS等全7社は6月26日、持続可能な航空燃料(SAF)の利用促進を目的に、SAFのScope3環境価値を取引する新たなスキームを構築するプロジェクトについて、有効性を検証する実証試験の第一弾が完了した結果を公表した。

<参加企業のロゴ>
20250626seven - NXHD、ENEOS他/SAF利用促進プロジェクト、実証第一弾を完了し結果公表

「Scope3環境価値」取引 実証試験(第一弾)の結果[概要] では、参加企業が、伊藤忠商事、ENEOS、NIPPON EXPRESSホールディングス、日本航空、みずほ銀行、みずほリサーチ&テクノロジーズ、成田国際空港。

実施期間は2024年8月~2025年3月の8か月間。

主な結果では、「Scope3環境価値の販売者・購入者それぞれが売買情報をプラットフォームへ随時登録し、売買条件のマッチングと相対契約を経て取引が成立した」、「Scope3環境価値の取引を希望する複数企業が集うプラットフォーム方式が成立することを確認した」、「Scope3環境価値の売買情報の登録、マッチング、契約の一連のプロセスが適切に実施されるとともに、第三者機関(日本海事協会)の評価によって当該プロセスの透明性・適切性が確認された」となっている。

実証試験においては、Scope3環境価値の取引に関する知見を得るとともに、課題を把握することができた。今後は実証試験の第二弾として、参加企業を拡大させ、Scope3環境価値の更なる認知度向上と取引の活性化に取り組みながら、本格的な社会実装に向けてスキームの在り方を検討していくとしている。

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