LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





プロロジス/物流不動産業として初、「サステナブル活動賞」受賞

2025年07月01日/物流施設

プロロジスは7月1日、日本物流団体連合会(物流連)による「第26回物流環境大賞」において、「サステナブル活動賞」を受賞したと発表した。物流不動産業界から同賞を受賞した企業は、同社が初めてだという。

<表彰式の様子>
0701purorojisu1 - プロロジス/物流不動産業として初、「サステナブル活動賞」受賞

「物流環境大賞」は物流分野において、優れた環境保全活動や環境啓発活動、あるいは先進的な技術開発・活用などを行なうことにより、環境負荷低減の面から物流業の発展に貢献された事業者等を表彰する制度。

「サステナブル活動賞」は、環境保全に資する優れた取り組み、または環境啓発活動を行い、サステナブルな社会の実現に貢献し、物流の健全な発展に貢献した事業者等が対象となる。

今回、プロロジスが運営する物流施設「プロロジスパーク猪名川 1」(兵庫県猪名川町)の屋根面で発電した太陽光発電の自家消費余剰電力を、自己託送により他施設に供給するプロジェクトが評価され、受賞に至ったという。

<プロロジスパーク猪名川 1>
0701purorojisu2 - プロロジス/物流不動産業として初、「サステナブル活動賞」受賞

プロジェクトでは、自家消費による太陽光発電とFIT非化石証書を組み合わせることで、実質100%グリーン化を実現、年間のCO2排出量を100%削減した。自己託送分を含めて太陽光電力の年間供給量は約400万kWhに達し、これにより1797トン相当のCO2削減効果が見込まれている。

同社ではこうした取り組みを他施設へも展開。2024年8月には「プロロジスパーク草加」で同様の自己託送スキームを導入し、さらに2025年3月から「プロロジスパーク古河4」「プロロジスパーク古河5」においても、自家消費余剰分の自己託送を開始している。

プロロジス/千葉の物流施設に蓄電池設置計画、電力市場参入へ

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース