三井倉庫ホールディングスが8月4日に発表した2026年3月期第1四半期決算によると、売上高736億2400万円(前年同期比12.2%増)、営業利益63億8500万円(66.8%増)、経常利益65億2900万円(63.5%増)、親会社に帰属する四半期純利益32億7200万円(10.0%増)となった。
物流事業は、航空貨物輸送で取り扱いが増加したことや、欧州で前期に開設した物流拠点の通期寄与などにより、売上高は719億8700万円(11.6%増)、営業利益69億2300万円(49.5%増)で利益が大幅増加。
不動産事業は、マルチテナント化した「MSH日本橋箱崎ビル」への新規テナント入居などにより、売上高は19億5700万円(45.6%増)、営業利益7億7700万円(121.4%増)だった。
通期は、売上高2940億円(4.7%増)、営業利益210億円(17.8%増)、経常利益200億円(10.9%増)、親会社に帰属する当期純利103億円(2.6%増)を見込んでいる。