enstemは8月5日、ドライバーの健康・安全管理プラットフォーム「Nobi for Driver」の試験運用をヤマトホールディングス傘下のヤマトマルチチャーターで2025年7月より開始したと発表した。
「Nobi for Driver」は、各ドライバーの運転データや生態情報をもとにリスク要因を可視化、行動改善を支援するクラウド型のプラットフォーム。健康状態や疲労レベルの管理により、事故の未然防止と労働環境改善をサポートする。
ヤマトマルチチャーターは、近年物流業界で重要視される安全運転への意識醸成や働きやすい職場環境の整備に対し、「Nobi for Driver」を試験的に導入、運用を開始した。
enstemは、ヤマトマルチチャーターとともに試験運用の結果を検証し、今後の本格展開や運用モデルの最適化を進めていく。また、技術開発や運用支援も継続し、輸送現場の安全性向上と多様な人材が活躍できる環境づくりに貢献していくとしている。
enstem/西濃運輸にドライバー向け健康管理サービスを試験導入