日本通運は8月7日、福岡県北九州市のひびき港に初入港した世界最大手のコンテナ船運航会社Mediterranean Shipping Company S.A.(MSC)のSunriseサービス本船「MSC QINGDAO F」に対し、本船荷役を実施した。
今回の入港は定期寄港ではなく臨時寄港。日本通運はこれまで、ひびき港において、他船社の船舶代理店業務および本船荷役業務の実績があり、必要な許認可や設備を備えていることから、円滑な受け入れが可能であるとして臨時寄港の対応を担当した。
近年、ひびき港は、九州北部の国際物流拠点としての重要性が高まっており、国内外の多様な貨物の集積・分配機能を担う立場にある。
日本通運は船舶代理店業務および本船荷役業務に加え、通関業務・倉庫業務など国際物流に関わる総合的なサービスを提供している。こうした機能をいかし、積極的な港湾活用を展開していくとしている。
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