ロジザードは10月2日、同社が提供しているクラウド倉庫管理システム(WMS)「ロジザードZERO」について、虎の穴への導入事例を公開した。
虎の穴は、同人誌、ライトノベル、アニメ関連作品の通販サイト「とらのあな通販」を運営する企業。ロジスティクス体制を内製で構築しており、2018年よりロジザードZEROを導入している。
1996年の法人化と同時期に通販事業をスタートさせ、2008年にはEC業界でまだ珍しかった予約販売の仕組みを構築。店舗を持っていた当時の売上でも、通販比率が50%近くまで上昇するほどに盛況となった。
そんな中、2016年に流通総額が200億円を突破し、事業成長に見合った拡張性のある通販システムへの刷新を迫られたという。理論在庫と実在庫のズレが頻発していたほか、納品書が紙であったこともあって効率化を損なっていたことも、導入に際する課題となっていた。
ロジザードZEROの導入により、ロケーション管理が可能になり在庫制度が向上、変動していた出荷量も安定でき、人員配置の最適化が図られた。また、ペーパーレスの推進により、印刷時間の削減のほか、大幅なコスト削減につながっている。
■導入事例
ロジザードZERO公式サイト:導入事例「虎の穴」