ロジザードは4月8日、同社が提供するクラウド型倉庫システム「ロジザードZERO」が福岡県に拠点を置く西京物流サービスで採用されたこと受け、導入事例を公開した。
西京物流サービスは、九州の食品やサプリメント、雑貨、アパレルなど幅広い商材を扱っており、EC対応やチャーター便の手配などあらゆる物流に対応している。
導入事例によると、同社ではシステム導入以前、アナログ管理ではどうしても解決できない「現場作業の標準化」と「ヒューマンエラーの防止」が課題となっていたが、ロジザードZEROを使うことで、「正確性と確実性を担保しながら業務の標準化を図れている」と評価。「数年前に起きていた出荷ミスはほとんどなくなった」としている。
また、今年からエッジAIカメラ「Safie One(セーフィー ワン)」と連携したロジザードZEROの「出荷検品 クラウド録画連携オプション」の利用を開始。システムとの連携により、荷物の出荷作業を映像で記録・確認できる体制が整い、ミスやトラブルの早期発見・対応が可能となった。
特に包装資材や同梱物に細かい指定がある荷主に対して、作業手順を後から証明できることが信頼構築につながっているという。
さらにクラウドカメラによる作業状況の可視化は、現場巡回の効率化や作業進捗の遠隔確認にも効果を発揮しており、人的負荷の軽減にも寄与している。
■導入事例
https://www.logizard-zero.com/cases/saikyo.html