ナカノ商会はこのほど、既存倉庫の有効活用や退去費用の削減など、物流不動産関係の課題解決に役立つ資料を無料公開した。
公開資料はまず「冷凍・冷蔵庫増設ハンドブック」。既存の倉庫を有効活用し、低コストで冷凍・冷蔵倉庫を増設するためのハンドブック。ニーズが急増する背景から、スケジュール、費用、庫内環境、法規制への対応まで、具体的な解決方法を詳しく解説している。
「入居後でも低コストでできる退去費用削減工事 5選」では、事業用物件では、経年劣化の修復や、フォークリフト走行による床面への傷、自動マテハンなどの特殊設備の撤去や廃棄などにより、退去費用が高額になりがち。この資料では、入居後でも取り組める低コストな工事事例を5つ紹介し、高額になりがちな退去費用を削減するための対策を解説する。
「おすすめ倉庫一覧パンフレット(2025年8月)」では、全国のおすすめ倉庫物件を一覧で紹介している。冷凍・冷蔵倉庫のほか、100坪から8000坪までの物件、短期利用歓迎の物件など、多様なニーズに対応した物件を幅広く掲載している。
なお、物流業界では、食品・医薬品などの温度管理ニーズの高まりにより、冷凍・冷蔵倉庫の需要が急増している。しかし、土地取得や新規建設コストは年々上昇しており、日本建築積算協会によると建設費は2015年で約3~4割上昇しているとの報告もある。
ナカノ商会は、こうした背景を持つ事業者に向けて、既存倉庫に新たな価値を与え、物流不動産にまつわる課題を解決するための実践的なノウハウを提供するもの。
■ダウンロード
「冷凍・冷蔵庫増設ハンドブック」
「入居後でも低コストでできる退去費用削減工事 5選」
「おすすめ倉庫一覧パンフレット」