ナカノ商会は4月15日、関東・関西・東北エリアを対象に、常温食品の共同配送サービスを展開すると発表した。バラ貨物やパレットなど幅広い商材を取り扱い、小ロット・多頻度の納品にも対応可能。これにより配送コストの削減やリードタイム短縮の実現を目指す。
共同配送は複数のメーカーの荷物を同社のセンターに集め、同じ納品先別に仕分け、配送することで効率化を図る輸送手段。積載効率向上や配送先での荷待ち時間削減に繋げることで、2024年問題対策にも寄与する。
同社は岩手・宮城・千葉・大阪に共配センターを構え、関東・関西・東北エリア全域をカバーしている。また各センターでは在庫型・無在庫型両方を兼ね備えた共配システムを導入しており、賞味期限管理やロット管理にも対応している。
取り扱い商材は常温食品を中心に調味料や乾麺、油、缶詰など幅広く、バラ貨物や規格外のシートパレットにも対応可能。ロット数も制限なく、1ケース単位での入出荷や多頻度の納品にも対応する。
工場への集荷やセンターまでの幹線輸送だけでも依頼できるほか、小口ごとの仕分けをすることなく、配送センターへの一括幹線輸送も可能。調達~保管~配送までカバーできるため、コスト削減だけでなく配送トレースも正確に把握でき、配送遅延などのリスク管理にも適しているという。
<運賃タリフ>
■東北エリア
https://transport.nakanoshokai.jp/document/626/?id=626
■関東エリア
https://transport.nakanoshokai.jp/document/736/?id=736
■関西エリア
https://transport.nakanoshokai.jp/document/632/?id=632
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