パイオニアは10月23日、フリートマネジメントシステム「MobilityOne(モビリティ・ワン) 安全運転管理」のアップデートを行い、ドライバーや車両の状態を確認する「点呼機能」を拡充した。
今回のアップデートでは、「点呼機能」のこれまでの確認項目「酒気帯び確認」「日常点検」に、ドライバーの「健康状態確認」と運転免許証の「携行物確認」を追加。
これにより、社用車や営業車などを運用する企業の安全運転管理者が、ドライバーの状態をより多角的かつ確実に把握・管理できるようになる。
また、点呼承認時に指示事項をコメントとして記録できる機能の追加や、迷わず直感的に操作できるユーザーインターフェースへの刷新により、業種を問わず、より確実で効率的な安全運転管理業務の実現をサポートする。
近年、EC市場の拡大に伴い、貨物軽自動車を使用した運送・配送件数の増加による事故件数が増えており、運行前後に行う安全運転管理の重要性が高まっていることらから、国土交通省は2025年4月、貨物自動車運送事業者に対して点呼の実施・記録を求める制度改正を行い、安全対策の強化を進めている。
■「MobilityOne 安全運転管理」問い合わせフォーム
https://go.jpn.pioneer/l/935643/2024-08-21/8bd41
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