NEXT DELIVERYは11月4日、和歌山市内でこれまで非人口集中地区に限られていたドローン「レベル3.5飛行」による配送実証実験を、日本で初めて人口集中地区を含む飛行ルートで実施する。
実証実験は、宇都宮病院(和歌山市鳴神505-4)を離着陸地点とし、4キロ離れた「道の駅 四季の郷公園」(和歌山市明王寺85)に飛行・着陸、置き配後に再び離陸して出発地点に戻る。
レベル3.5飛行は、ドローンを目視外飛行させる際に一定の条件をクリアすることで実施できる立入管理措置等を必要としない飛行形態で、実験を通じてレベル4飛行に比べて低コストで実施できるレベル3.5飛行による生活圏でのドローン活用の可能性を検証する。
検証結果によっては、ドローン配送の適用範囲が過疎地域から都市部近郊を含む幅広い地域へと拡張し、ドローンの事業性向上に大きく貢献することが期待される。
実証実験には、物流特化型ドローン「Air Truck(エア・トラック)」が使用される。
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