国土交通省は1月31日、2026~30年を期間とする「事業用自動車総合安全プラン2030」(プラン2030)の案に対するパブリックコメントの募集を開始した。意見は、電子政府の総合窓口(e-Gov)、電子メール、郵送で受け付けており、募集期間は3月1日(必着)まで。
事業用自動車総合プランは5年ごとに見直され、現行のプラン2025では、トラックの交通事故による死者数190人以下などの目標が掲げられていたが、2024年実績で228人と目標未達の状況にあることから、プラン2030でも同水準の目標達成に向けた取り組みを進めるとともに、ECの増加などにより事故件数の増えている軽貨物自動車の目標を別建てとする案を示している。
プラン2030の目標案では、走行距離1億km当たりの24時間死者数をトラックでは0.30人以下、軽貨物では0.26人以下とし、年間では「トラック175人以下、軽貨物15人以下」と設定、重点施策として「貨物軽自動車運送事業者に対する安全対策の確実な履行」「軽貨物事業の実態把握・分析」などを盛り込んでいる。
パブリックコメント募集期間終了後の3月23日に「事業用自動車に係る総合的安全対策検討会」の2025年度第2回の会合を開き、プラン2030を決定、4月1日から運用を開始する。
