資源エネルギー庁が3月18日に発表した3月16日時点の給油所小売価格によると、軽油価格の全国価格は1リットル当たり178.4円(消費税込み)となっており、前週に比べ28.6円と大幅な値上がりで、5週連続の値上がりとなっている。
調査は毎週行っているもので、3月16日時点の価格を地域別でみると中国が182円で最も高く、沖縄が172円で最も低い。
<軽油店頭現金小売り価格の地域ブロック別推移(単位:円、1リットル当たり)>
| 北海道 | 東北 | 関東 | 中部 | 近畿 | 中国 | 四国 | 九州 | 沖縄 | 全国 (参考値) |
|
| 2月16日 | 145 | 144 | 144 | 144 | 143 | 148 | 143 | 148 | 147 | 144.9 |
| 2月24日 | 146 | 145 | 145 | 144 | 143 | 148 | 143 | 148 | 150 | 145.2 |
| 3月2日 | 149 | 146 | 146 | 146 | 145 | 149 | 144 | 149 | 149 | 146.6 |
| 3月9日 | 152 | 150 | 149 | 149 | 149 | 152 | 147 | 152 | 153 | 149.8 |
| 3月16日 | 180 | 179 | 178 | 178 | 177 | 182 | 177 | 180 | 172 | 178.4 |
このほかに揮発油では、レギュラーの全国価格が1リットル当たり190.8円で3月9日と比較して29.0円の値上がり。ハイオクの全国価格は1リットル当たり201.8円で3月9日と比較して29.2円の値上がりとなった。
イランを巡る中東情勢の悪化に端を発する石油製品価格の上昇であるが、ホルムズ海峡の封鎖は解決のめどが立っておらず、原油の中東依存度が高い日本にとって、3月下旬以降の原油輸入が大きく減少する見込みとなっている。
この現状を受けて経済産業省は3月16日、当面1か月分の国家備蓄石油の放出を決定したほか、政府はアラスカ産原油の増産協力へ合意する方向で調整を固めている。
■関連記事
![]() |
石油価格/経済産業省が国家備蓄石油の放出を決定、民間備蓄義務量も引き下げ 2026年03月17日 |
軽油価格/4週連続で小売り現金価格が値上がり、首相は備蓄石油放出を明言
