三洋化成/中東情勢でポリウレタン原料を大幅値上げ、物流費も要因に

2026年03月30日/生産

三洋化成は3月30日、ポリプロピレングリコール(PPG)とポリマーポリオール(POP)の価格改定を、2026年4月納入分から実施すると発表した。

PPGとPOPはいずれも、発泡体、塗料、接着剤などの用途で使用されるポリウレタン等の主原料となる。

昨今の中東地域の情勢緊迫化により、石油化学製品のサプライチェーン全体で先行きがさらに不透明になりつつある。三洋化成でも原料調達が困難な状況が続いており、一部原料については必要量すらも確保が難しい状況となっている。

これを受けて、2026年4月以降のPPG・POPの供給数量について、供給見合わせを含む制限を実施する。また、供給が可能な場合でも納期調整が発生する場合があるという。

また上記に加え、原料・エネルギー価格、物流関連費用の高騰もあり、製造コスト上昇分を製品価格に反映せざるを得ないとしており、価格改定に至ったという。価格改定は、1キログラムあたり150円の値上げとなる。

なお今後の情勢により、5月以降に追加的な供給制限や価格改定等の措置が講じられる場合もあるとしている。

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