古河電工と古河ASは12月8日、三菱電線工業から車載用コネクタ事業の買収すると発表した。
買収により車載用コネクタの開発を強化し、グローバルな成長が期待される自動車用ワイヤハーネス(組み電線)事業の拡大を図る。
従来の車載用コネクタのラインアップ充実に加えて、ワイヤハーネスのアルミ化、電気自動車(EV)・ハイブリッド車(HV)の高電圧ケーブル等で使用される新たなコネクタ技術の開発を強化する。
大幅なコスト低減を実現するコネクタ開発にも注力し、ワイヤハーネス事業を強化し、商圏拡大を図る。
事業譲渡は2012年2月29日で、三菱電線のコネクタ生産売上高は78億円(2010年度実績)。