全日本空輸が発表した2013年3月期第2四半期決算によると、国内線貨物収入は158億円(前年同期比3.8%減)、国際線貨物収入は414億円(8.3%減)といずれも減少した。
国内線貨物は、生鮮品等の沖縄発着貨物や宅配貨物等が堅調に推移したが、震災直後の需要増の反動に加え、初夏の天候不順による野菜の不作や夏以降の大型台風や集中豪雨の影響による欠航等もあり、輸送重量・収入ともに前年同期を下回った。
国際線貨物は、震災直後の需要増の反動に加え、欧州経済危機や中国経済成長の鈍化等の影響を受け、日中間等の需要に減少が見られた。
そのため、ネットワークを活かした欧米発アジア・中国向け、またアジア・中国発欧米向け、さらには沖縄貨物ハブを活用したアジア域内貨物等の三国間輸送を積極的に取り込んだ結果、輸送重量は前年同期を上回ったが、収入については前年同期を下回った。
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