DHLは3月18日、グループのDHL Global Forwarding Freightが輸送のカーボンレポートサービスのポートフォリオをさらに拡大したと発表した。
カーボンレポートに温室効果ガスプロトコル「プロダクトライフサイクル会計報告基準」を採用し、「DHLカーボンダッシュボード2.0」という新しいWebプラットフォームを立ち上げ、企業の炭素効率を測定し業界ベンチマークとの比較を可能にする「クイックスキャン」を発表したもの。
カーボンレポートとダッシュボードの新しい標準オプションのほかに、新たな報告項目とCO2輸送データのさらなる可視化を含む両機能のさらに高度なバージョンも提供する。
DHL Global Forwarding,Freightのグリーンサービスポートフォリオの中核をなすのは、サプライチェーンの排出源に関する充実した情報を顧客が見やすい形式で提供するITアプリケーション「カーボンダッシュボード2.0」。
このツールの透明性により、国、地域、貿易ルートレベルでの分析が可能になる。
新バージョン2.0は、ロジスティクスの意思決定者が輸送モードや貨物密度の決定に際し、炭素排出の弱点やコストの改善分野を特定するのに役立つ。