丸全昭和運輸が5月10日に発表した2016年3月期決算によると、売上高999億200万円(前年同期比5.5%増)、営業利益52億9300万円(11.0%増)、経常利益58億6400万円(8.8%増)、当期利益39億7800万円(8.7%増)となった。
物流事業の売上高は833億6200万円(6.7%増)、営業利益は39億100万円(17.2%増)となった。
貨物自動車運送事業は、関東地区では、建設機械の取扱い減少があったが、日用雑貨や精密機械、さらに産業用ガスや住宅建材の取扱い増加があった。中部地区では、油脂の取扱い増加や遊具設備の取扱いが増加した。
関西地区では、住宅設備や断熱材、さらに日用雑貨の取扱い増加があった。また、連結子会社の増加により、モーター関連部品の取扱いが増加し、貨物自動車運送事業全体では、増収となった。
来期は、売上高1070億円(7.1%増)、営業利益56億円(5.8%増)、経常利益60億円(2.3%増)、当期利益41億円(3.1%増)を見込む。
安田倉庫 決算/4~6月の売上高7.8%増、営業利益11.0%増