商船三井は、TOYOTA ARGENTINA S.A.社(アルゼンチントヨタ)で生産する完成車輸送の契約を獲得し、南米西岸・中米西岸向けサービスを開始した。
サラテ工場で生産される車両は、ほぼ全ての中南米諸国に輸出する予定で、アルゼンチン政府も推奨する重要なプロジェクト。商船三井は安定した海上輸送サービスを提供することにより、当該プロジェクトを支援する。
商船三井は本完成車輸送契約獲得を機に、既存の北米東岸-南米西岸航路を、欧州-南米東岸-(マゼラン海峡経由)-南米西岸-中米西岸航路に改編した。
南米東岸から、南米西岸-中米西岸へのダイレクトサービスにより、同エリアの完成車輸送需要にきめ細やかに応えてく。
<初出荷式典、右から1人目:商船三井 常務執行役員 尾本 直俊>
初出荷となった8月10日には、サラテ港にてTASA社と共同で初出荷式典を開催した。
式典には、アルゼンチントヨタと商船三井関係者以外にも、政府関係者、サラテターミナル運営会社、荷役業者等も参加した。
商船三井は同エリアにて新航路サービスを開始すると共に、約50年にわたる自動車船運航で培ったノウハウと実績を基に、同エリアの旺盛な完成車輸送需要に応えていく。
商船三井/アフリカの物流事業強化、大手Alistair社に資本参加