ESRは12月2日、埼玉県川越市に竣工済の物流施設「レッドウッド川越ディストリビューションセンター(DC)」で、フィリップス・レスピロニクスとA棟4階建て全棟1万6375.25m2の賃貸借契約を締結したと発表した。
契約期間は11月17日より2026年11月30日。契約締結によりレッドウッド川越DCはすべての賃貸部分について契約を完了し、満室稼働となった。
フィリップス・レスピロニクスは物流機能を「レッドウッド川越DC」に集約・統合し、首都圏での戦略拠点とする。
「主要高速道路5路線が利用でき、埼玉県内の消費地他首都圏広範囲へ好アクセスという立地、先進的な倉庫設備、従業員の通勤の利便性などを評価し、契約した。
フィリップス・レスピロニクスの渡辺一生専務は「場所と物件の利便性、きめ細かなサービス、そして何よりも営業スタッフを始めとする各スタッフのレベルの高さが決めてとなった。業務の効率性をこの倉庫で可能な限り高めていきたい」と話した。
ESRのスチュアート・ギブソン代表取締役は「フィリップスのようなワールドワイドなトップ・ブランドの会社に評価頂いたことは誠に喜ばしい。これは明らかに新生ESRにとってモメンタム(勢い)となる」と述べている。
■レッドウッド川越ディストリビューションセンター 施設概要
所在地:埼玉県川越市鴨田山王下町3453-1
敷地面積:約2万6800m2
賃貸面積(A・B合計):約5万2000m2(全A棟1万6375.25m2)
竣工日:2016年2月
アクセス:圏央道川島IC9km、関越自動車道川越IC11km、首都高速与野IC12km
JR川越線南古谷駅3.4km、東京都心約50km
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