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日東電工/国内の物流業務、DHLサプライチェーンと契約

2018年04月26日/SCM・経営

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DHLサプライチェーンは4月26日、総合部材メーカーである日東電工(Nitto)と、日本国内での5年間のリード・ロジスティクス・プロバイダー(Lead Logistics Provide、LLP)契約を締結したと発表した。

これまでNittoの物流子会社である日東ロジコムが担ってきたNittoとNittoグループの国内での物流機能をDHLが継承することになった。

DHLは、NittoのLLPパートナーとして、宮城、埼玉、愛知、福井、滋賀、三重、広島、愛媛県の国内8か所に在る事業所内に併設されている物流拠点において、入荷、保管、出荷、付加価値サービス、輸配送管理サービスを提供する。

Nittoの自動車関連顧客を中心にサービスを提供している営業倉庫の運営管理も担う。

このLLPパートナーシップの下、DHLは倉庫業務の最適化、輸配送業務の改善、国内配送ネットワークの再構築、業務プロセスの標準化、より効果的な管理手法の確立といった取り組みを実施し、Nittoにコスト削減をもたらす。

なお、DHLサプライチェーンが提供するLLPサービスでは、顧客の既存ネットワークに効率的な物流プロセスを導入し、エンドツーエンドの計画立案やサプライチェーン設計などの付加価値サービスを提供する。

その他にも、主要業績評価指標(Key Performance Indicator:KPI)に基づく品質管理やコスト管理の可視化、業務プロセスの標準化などの取り組みにより、サプライチェーン全体を包括的に管理し、顧客が需要変動に効率的に対応できるよう支援する。

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