商船三井は8月21日、マレーシア総合物流会社、PKT Logistics Group(PKT)の普通株式14.27%を追加取得したと発表した。
<PKTの最新鋭の倉庫施設、12 Waves Warehouse>
既取得分(20.86%)とあわせて35.13%を保有する。
マレーシア物流業界のリーディングカンパニーであるPKTとの更なる関係強化を通じ、マレーシア国内物流ネットワークを充実する。
海上輸送部分においては、NVOCC事業統一ブランド「MOL Worldwide Logistics」のもと、同社との連携によりマレーシア発着の国際物流を更に拡大し、経済成長が続くアジア域内の物流ニーズに幅広く応えることで、ストレスフリーなサービスを提供していく。
PKTは、フォワーディング、通関、倉庫、陸送、流通加工及び在庫・配送管理を含む総合物流サービスを提供する、マレーシア物流業界のリーディングカンパニー。
PKTは、セランゴール州シャーアラムに、先進的かつ環境に優しい物流センターOne Logistics Hub(倉庫面積:約5万5000m2)を保有、運営している。
さらに、2014年には、ペナン州バトゥ・カワン工業団地に約28万5000m2の土地を確保し、大規模物流センターOne Auto Hubを開発中。
One Auto Hubは、同社の新たなフラッグシップ物流拠点であり、その第一弾となる最新鋭の倉庫施設、12 Waves Warehouse(倉庫面積:約6万m2)も2017年5月に竣工。
同地域に展開する自動車、電機・電子製品製造業を中心とするさまざまな顧客の物流ニーズに応えている。
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