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サッポロHD/サッポログループ4社でホワイト物流推進の行動宣言提出

2019年07月24日/CSR

サッポロホールディングスは7月24日、 サッポロビール、 ポッカサッポロフード&ビバレッジ、 神州一味噌、 サッポログループ物流の4社から物流の持続的・安定的な運営に向け自主行動宣言を提出したと発表した。

これは、国民生活や産業活動に必要な物流を安定的に確保するとともに、 経済の成長に寄与することを目的とする「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同したもの。

自主行動宣言はグループ4社が、「ロジスティクス業務の標準化」および「グループ拠点ネットワークの構築」を中心に、物流の効率化・働きやすさ向上に向け取り組むことを表明。 関係会社との協働・協調の下、 トラック待機時間の削減、場内作業・車輛の平準化、夜間業務の抑制等で、トラック運転手や倉庫作業員の労働環境改善に努めるとしている。

サッポログループのこれまでの取り組みでは、2015年6月に東京都の一部エリアでの共同配送を実施。2015年11月は「イオン・サッポロ」専用列車を運行。2017年7月にはイオングローバルSCMとサッポログループによるRORO船(貨物船)を利用した共同運航を開始。2017年9月に北海道(道東エリアの一部)で共同物流を開始した。

また、2018年4月には、関西・中国~九州間における共同モーダルシフト開始。2018年11月からは東北6県におけるビールパレット共同回収の先行展開を開始している。

なお、「ホワイト物流」推進運動は、深刻化が続くトラック運転者不足に対応し、国民生活や産業活動に必要な物流を安定的に確保するとともに、経済の成長に寄与することを目的とした運動。2019年4月に国土交通省・経済産業省・農林水産省が上場会社及び各都道府県の主要企業の合計約6300社に対し参加を呼び掛けている。

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