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環境省/サプライチェーンでの温室効果ガス排出量算定方法を取りまとめ

2011年08月08日/CSR

環境省は8月5日、事業者のサプライチェーン全体での温室効果ガス排出量の標準的な算定方法を取りまとめた。

事業者自らの温室効果ガス排出量だけでなく、事業者のサプライチェーン全体(原材料の製造・輸送、販売する製品の流通、製品の使用・廃棄など)における排出量を段階ごとに収集し、算定することができるよう、サプライチェーンを上流・自社・下流の区分から13のカテゴリに区分して、そのカテゴリごとに具体的な算定方法を示した。

サプライチェーン排出量の標準的な算定方法を示すことにより、多くの事業者のサプライチェーン排出量の把握・管理や情報開示が進み、事業者はサプライチェーン全体での効率的な削減対策を実施することができる。

なお、検討にあたって、温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度や、GHGプロトコルで検討中の企業のバリューチェーンにおける排出量の算定や報告の方法を示す「SCOPE3算定報告基準」との調和が図られるよう留意した。

この取りまとめを踏まえて、算定方法等について引き続き検討を行う。

■検討会取りまとめの入手方法
http://www.env.go.jp/earth/ondanka/supply_chain/comm.html

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