NTTデータは9月29日、荷主やフォワーダーの国際物流業務を支援する貿易帳票管理パッケージソフトウエア「TradeBook」を12月(予定)から発売開始すると発表した。
<TradeBookのシステム概念図>
TradeBookは、インボイス(以下:I/V)、パッキングリスト(以下:P/L)や輸出入通関許可証(以下:E/D、I/D)等の貿易文書を電子的に一元管理することで、コンプライアンスの向上、保管業務の効率化、輸出入実績の管理等さまざまな付加価値を提供できるソフトウエア。
また、貿易文書の電子化を促進することで、発着地間でのグローバル文書共有といった物流業務の全体最適にも寄与する。
さらに、電子化された書類を貿易業務に携わるグループ間で共有しながら業務を進めることにより、紙の印刷コスト削減につながる。貿易文書の電子保管を促進することで保管コストの削減も可能。通関許可証については電子帳簿保存法の適用も可能としている。
価格はパッケージソフトウエア初期費用 498万円(1法人、100ユーザライセンスまで)。今後ますますニーズの増えるグローバルロジスティクスへのIT投資を背景に、荷主企業向けに5年間で60社以上の販売を目標としている。
詳細な内容は下記URL参照
http://www.nttdata.co.jp/release/2011/092900.html
NTTデータ/中小事業者の課題解決へ荷役可視化、中継輸送PFなど構想