双日は10月26日、グループで水産加工業を営む双日食料水産が、東日本大震災と津波により停止していた工場を再建し、生産の再開を決めた。
新工場は11月、岩手県釜石市鵜住居町で着工し、来年2月に完成、同月操業を開始する。
双日食料水産は、岩手県大槌町で水産加工業を行っていたが、東日本大震災にともなう津波により、工場や倉庫などが被害に遭い、現在まで生産を停止していた。
新工場稼働で、国内において瓶詰鮭フレークと業務用鮭フレークを生産するとともに、中国などの協力工場において委託製造したシメサバの輸入も順次再開し、量販店などの小売店を中心に販売を進め、2014年度までに売上高16億円を目指す。
双日グループは、東日本大震災からの着実な復興に向けて、継続的な支援を実行していきます。
新工場の概要(予定)
建設予定地:岩手県釜石市鵜住居町第10地割30番地内
敷地面積:2,020坪
工場面積:製造施設442坪、倉庫・冷蔵庫280坪 事務所および厚生施設116坪
設備概要:焙焼機、充填機、高圧殺菌機、冷凍庫等
業務内容:鮭フレークの製造・加工・販売
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