鈴与シンワートが10月28日に発表した2012年3月期第2四半期決算によると、売上高47億200万円(前年同期比9.2%増)、営業利益1億2100万円(12.9%減)、経常利益1億1500万円(13.1%減)、当期利益6200万円(17.7%減)となった。
物流事業全体の売上高は16億8500万円(7.1%増)だった。
陸運事業は、小麦粉値上げ後の輸送の伸び悩みと、セメント輸送の天候不順や車両稼働率の低下等による落込みから、売上高は7億6900万円(1.7%減)となった。
港運事業(前年度は海運事業)は、港運元請業務は増加したが、建材埠頭での骨材取扱の回復の遅れと、当期より海貨業務を倉庫事業に計上替え(当第2四半期連結累計期間売上高5700万円)した影響により、売上高は2億9400万円(17.1%減)と大幅に減少した。
倉庫事業は、芝浦、大井、東扇島の各倉庫の取扱が堅調に推移したうえ、大井での増床と海貨業務の計上が寄与し、売上高は6億2100万円(42.4%増)と大幅に増加した。
通期の業績予想は、売上高97億9200万円(10.0%増)、営業利益4億2700万円(27.8%増)、経常利益3億8800万円(24.6%増)、当期利益2億400万円(11.4%増)を見込んでいる。
センコーGHD 決算/4~6月の売上高6.6%増、営業利益12.3%増