オン・セミコンダクターは12月8日、タイの洪水により生産施設が深刻な洪水被害を受けタイ、アユタヤに所在する三洋半導体の製造拠点での生産を終了を決めた。
工場での操業が長期的に停止し、グローバルサプライチェーン、特に三洋半導体部門と2008年に買収した元キャタリスト・セミコンダクターの製品に大きな混乱を引き起こしているという。
オン・セミコンダクターのタイ製造拠点での生産は、10月初めから停止し、施設に立ち入ることができるようになったのは11月後半だった。
洪水被害は甚大で、復旧、設備の再構築にかかる費用を考慮すると、タイにおけるウエハープローブ、組立、測定を再開させるのは財務的に実行不可能であると判断したもの。
バンパインの製造拠点は、生産の一部のみを継続していく。