郵船ロジスティクスが1月31日に発表した2012年3月期第3四半期決算は、売上高2322億8000万円(前年同期比90.9%増)、営業利益52億3400万円(30.6%増)、経常利益61億9300万円(28.2%増)、当期利益32億8300万円(14.7%増)となった。
グループの第3四半期の貨物取扱実績は、輸出入海上貨物が46万7773件(54.1%増)と、日本郵船の物流事業との事業統合が販売面で奏功し、大幅な増加となった。
航空貨物は、世界の不安定な経済情勢と日本やタイにおける自然災害が発生した影響を受け、輸出取扱重量は23万9706トン(7.7%減)、輸入取扱件数は70万1421件(9.8%減)と厳しい取扱いとなった。
通期は、売上高3075億円(91.2%増)、営業利益73億円(47.6%増)、経常利益84億円(38.4%増)、当期利益41億円(13.2%増)を見込んでいる。
郵船ロジスティクス/大塚製薬とSAF利用の輸送サービス利用契約締結