山九が1月31日に発表した2012年3月期第3四半期決算によると、売上高2958億8000万円(前年同期比5.7%増)、営業利益143億3600万円(3.1%減)、経常利益142億7200万円(3.1%増)、当期利益72億6300万円(1.9%増)となった。
物流事業は、3PL新規作業を開始し、調達代行業務、震災・円高などの影響で増えた輸出入作業など、ネットワーク物流業務や国際物流業務を中心に取扱量が増加。
しかし、主要港ではコンテナ貨物の取扱いが減少した影響もあって港湾全体の作業量は伸び悩み、収益を下げた。物流事業の売上高は1620億200万円(5.6%増)、セグメント利益37億1200万円(9.6%減)だった。
機工事業の売上高は1191億9200万円(7.3%増)、セグメント利益98億6000万円(0.6%減)だった。
通期は、売上高4000億円(7.2%増)、営業利益194億円(3.5%増)、経常利益191億円(8.7%増)、当期利益113億円(37.7%増)を見込んでいる。
栗林商船 決算/4~6月の売上高は8.6%増、営業利益3.7億円