リコーは7月31日、日本国内における設計機能と生産機能を見直し、再編を決めた。
生産関連会社で行っている画像機器の設計・生産機能とリコーの同機能の一部について、2013年4月を目処に設立する設計・生産それぞれを統合した新会社2社に集約する。
グループとして画像機器の設計・生産機能の強化を狙ったもので、顧客に新しい価値を提供する製品・サービスを創出し続けることと、グローバルな競争に勝てるもの作りの力の獲得、競合を凌駕する低コスト設計・生産力の確立の同時実現を目指すもの。
生産では、東北リコー、リコープリンティングシステムズ、リコーユニテクノ株の各社が持つ生産機能とリコーの生産機能の一部を新会社へ移管することで、グループ全体の経営資源を有効に活用できる体制に組み替える。
新会社は、製品にとどまらず、キーパーツ、新規事業領域などの次世代へ向けた技術開発強化にも貢献する先端的製造会社として、グループの製造技術をワールドワイドで伝承、継承し、発展させる人材育成と総合力強化を目指す。
