SGホールディングスは11月7日、2013年3月期第2四半期決算を発表し、売上高4385億1700万円（前年同期比1.1％増）、営業利益138億2500万円（0.7％増）、経常利益120億900万円（3.2％増）、当期利益68億700万円（145.5％増）の増収増益となった。
デリバリー事業ではto C向け商品の取り扱いが拡大するなど、「飛脚宅配便」と「飛脚クール便」の商品取扱数量が増加した。また、新たな館内物流業務の展開や「商品回収・返金サービス」「24時間集荷サービス」と「家電修理サービス」の取り扱いを開始した。
この結果、デリバリー事業の売上高は3803億600万円(0.5％増)となった。
ロジスティクス事業は、国内外一貫物流など、トータルロジスティクスソリューションの提案により、事業の拡大をめざし、営業展開してきた。2012年3月にはベトナムで宅配便事業を開始し、7月にはインドのバンガロール市に本社を置く「SINDHU CARGO SERVICES LIMITED」へ資本参加(26％出資)するなど、アジア地域での事業展開を加速している。6月には、グループの海外事業統括会社への移行視野に「SG HOLDINGS GLOBAL PTE.LTD」を設立し、海外機能の強化を図っている。
この結果、ロジスティクス事業の売上高は243億9600万円(0.4%減)となった。
その他事業では、自動車事業で飲料業界をターゲットとしたオリジナルボトラーカー(FVV)の販売を全国で展開し好調に推移した。不動産事業では、グループ外に向けたビジネス展開として開発した大型物流施設[SGリアルティ横浜」と「SGリアルティ柏A棟」が竣工し、運用を開始した。
この結果、その他の事業の売上高は338億1400万円(10.3％増)となった。
通期は、売上高9000億円（2.1％増）、営業利益320億円（8.3％増）、経常利益285億円（7.8％増）、当期利益125億円（104.8％増）の見込んでいる。
