日産車体は12月14日、主要生産拠点である湘南工場の車両生産体制の再編が、今月末で完了すると発表した。
2013年1月から、全ての車種を第2地区で生産することとなる。
同社は2010年1月、日産車体九州の新工場操業に伴い、湘南工場の生産の特長である多車種混流生産を活かして、生産ラインの集約による効率的な運営を実現し、海外を含めた日産グルーブの車両生産工場の中での高い競争力をつけることを目指して、2010年12月に、湘南工場第1地区の生産車種を第2地区に集約している。
円高等にも対応するため、競争力をめるため、第4地区で行っている「Y61型パトロール/パトロールピックアップ」の組立工程の、第2地区への集約が、今月末で完了する。
第1地区に所在する本社機能を含む部署は、2014年3月までに、平塚市内にある第2地区とテクノセンターに移転を予定している。
3月に車両生産を全て終了した湘南工場第1地区は、都市計画提案制度を活用し平塚市に提案していく。