プロロジスは8月29日、スタートトゥディ専用の大型物流施設「プロロジスパーク習志野4」が竣工した。
当初、マルチテナント型施設として開発を進めていたがスタートトゥディが全フロアに入居することになった。
スタートトゥディは現在、プロロジスパーク習志野4から0.8㎞離れた「プロロジスパーク習志野3」に入居しており、今後物流量が増加すると予測されることから、両施設で全国をカバーする大型物流施設として利用する予定だ。
当面は併存するが中心拠点はプロロジスパーク習志野4に移っていく予定だ。
<竣工式であいさつする山田社長>
<鏡割りを行う関係者、右から2番目がスタート・トゥディの前澤友作代表取締役>
プロロジスの山田御酒社長は「今回の施設では従来にも増してBCP対策に全力をあげた。そのための施策・アイデアを考えそれらをいくつも盛り込んだ。これは入居企業の事業継続性を確保するためで、免震構造を採用したほか、緊急地震速報システムの導入、非常用の発電機設置、非常時の給排水機能の維持、構内通路の地盤改良、入居企業と従業員にとって安心・安全な最新の物流施設を目指した。今回は特に、非常時での断水でトイレが使えなくなることを想定した対処策を盛り込んだ」と安心・安全な機能を持つ最新鋭の物流施設であることを強調した。
現在、プロロジスは日本全国で、69棟の物流施設を開発実績がある。プロロジスパーク習志野4は成田空港と羽田空港のちょうど真ん中に位置し、東京ベイエリアの物流適地に竣工したとしている。
■「プロロジスパーク習志野4」概要
所在地:千葉県習志野市茜浜3丁目
敷地面積:約4万6168㎡
延床面積:約10万8485㎡
構造:RC+S造、地上5階建て、免震構造
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