いすゞ自動車は8月30日、国土交通省にエルフのリコールを届け出た。
不具合の部分はテールゲートリフタ(パワーユニットコントローラ)。
床下格納型テールゲートリフタにおいて、パワーユニットコントローラの制御プログラムが不適切なため、特定の条件下(テールゲートリフタのメインスイッチを入れたままプラットホームを展開した状態で1時間以上経過)でプラットホームを上昇させる操作を行った場合、プラットホームが上昇せず、1秒間(約120mm)ボデー側に引き込む動作をして停止する場合がある。
その状態から、プラットホームの上昇操作を行うと、引き込んだ状態のまま上昇し、プラットホームがボデー後部と干渉することで、干渉部位が損傷し、最悪の場合、車両後面の灯火器が損傷するおそれがある。
リコール対象車の台数は計1388台。不具合の件数は22件、事故はない。
■型式等は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001008420.pdf