三菱マテリアルのセメント事業カンパニーは9月24日、九州工場における石灰石砕砂製造設備の増強工事を決めた。
東日本大震災のインフラ復興需要や環境規制の強化を背景に、生コンクリート用骨材が全国的に不足している現在の状況下において、今回の増強工事では投資金額約12億円をかけ、現状の製造系統を3系統から4系統へ増強する。
増強により年産150万トン(約45万トン増)の製造能力とし、より安定的に高品質な生コンクリート用骨材を供給できる体制の確立を目指す。
工事は、2014年10月竣工、同年11月の操業開始を予定している。
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